
私のストーリー
前向き子育て(Positive Discipline)との出会い
私は子どもが大好きで、最初は短期のベビーシッターとして仕事を始めました。でも、担当した子どもが発達の節目を迎えるのをサポートする方法をもっと学びたいという思いが次第に強くなりました。心理学への関心もあり、意図的な子どもとの関わりが、子どもたちの人生の土台を築くことにつながると気づきました。
その好奇心は、さらに幼児発達の学びへと私を導き、やがて前向き子育て(Positive Discipline)に出会うことになります。
前向き子育ては、私の子どもとの関わり方だけでなく、人との関わり方、そして自分自身との関わり方まで変えてくれました。思いやりやつながりは、同時に主張や境界線と両立できることを学び、子ども時代の経験が大人になった私たちの信念や行動パターンに影響を与えていることを理解するようになりました。この理解が、子どもたちに安心で支えとなる環境を作るという私の使命感をさらに強めてくれました。
子どもたちの人生の基盤が築かれるのは、まさに最初の数年です。この気づきが、私の仕事に新たな情熱と意味をもたらしました。
前向き子育てを学ぶ過程で、クライアントの方にも学んだことを共有し、一緒に娘さんの成長を喜び合いました。子どもがのびのびと成長し、親御さんが実際に使えるツールを見つけて笑顔になる姿を見ることで、このアプローチの力強さを実感しました。
子どもたちがつながりを感じ、力を発揮できるとき、彼らは本当に輝きます。そして、親御さんがサポートを受けられるとき、家族全体が輝きます。家族と一緒にその変化を体験できることが、これまでの私の道の中で最もやりがいのある瞬間です。
なぜPosiFamを始めたのか
日本での課題
前向き子育ての学びを深める中で、このアプローチが子どもだけでなく、親や家族、そして私たち自身にも大きな力を持つことに気づきました。しかし、日本ではまだあまり知られていません。
私は、家族が前向き子育てのツールを安心して、気軽に学べる場所を作りたいと思いました。家族が学び、励まされ、共に成長できる場所を――それがPosiFamの始まりです。
PosiFamでは、以下のことを大切にしています:
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科学に基づいた子育てのツールと日常生活をつなぐ架け橋
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家族が共に成長できる安全な場
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子育ての悩みを一人で抱え込まないための支え
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日本と英語圏の豊富な情報・リソースをつなぐ場
PosiFamは、私自身の道を変えた励ましとつながりを、より多くの家族に届けるための場所です。子どもも親も、信頼・喜び・自信にあふれた関係を築けるよう、心を込めてサポートします。
家族と一緒に歩む喜び
私にとって、この仕事の一番の喜びは、家族と一緒に「変化の瞬間」を感じられることです。
子どもが新しいことに挑戦する姿、親御さんが「できた!」と笑顔になる瞬間——その一つひとつが、私の原動力です。
PosiFamでは、正解を押しつけるのではなく、「親子で一緒に歩む」ことを大切にしています。
完璧な子育てではなく、前向きに、少しずつ変わっていける子育てを。
その道のりを、私がそっと伴走します。
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